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Windowsの習得項目 (続き)

 

c)ブラインドタッチの練習

 

 パソコンを職業で使用する場合、どうしても避けられないのが、ブラインドタッチの習得です。かりにスピードアップには限度があるとしても、少なくとも、自分の入力したいテキストや情報を、キーの位置を目で探しながらポツポツ打ち込んでいたのでは、お話にはなりません。
 結論から申しあげれば、ブラインドタッチは、年齢にかかわらず誰でも、そしていつからでも、かならずマスターすることができます。ただその為には、良いタイピングソフトを使用すること、毎日練習を続けること、数をこなすのではなくタイピングの定石 (技法) にのっとって練習すること、などが大切だと思われます。
 ちなみに、この「若葉マーク奮闘記」の末尾の「ご参考−SOHOの必需品」のなかで、当店流のブラインドタッチの定石のようなものを、ざっとご紹介しておきました。
 さて、当店でのキータッチ練習への取りくみは、以下のようなものでした。
 まず、年齢が高くなればなるほど、習得までに長期間かかることは当然予想されましたので、Windowsの把握と同レベルの作業と位置づけて、ごく最初のうちから習得を開始しました。
 そのころは、タイピングソフトなども、今ほど多彩に流通しておりませんでしたので、ある通信講座を受講することにしました。それには、タイピングソフトの正規版 (トライアルではありません) が添付されており、受講期間修了後でも、そのままずっと使い続けることができました。
 もっとも、通信教育とはいっても、タイピングの注意や心構えのようなものが概説されていることと、あとは代表的なワープロソフトでの日本語変換の事例説明があるぐらいで、「こうしたら一週間でマスターできる」式の、いわゆる裏ワザなどを教えてくれるわけではないので、実質は、コツコツと独習しているのと同じようなものでした。また、そのソフトは、現在、お店で販売もされており、インターネットから購入することも可能なので、金額的に安く上げたい場合には、かならずしも、通信教育に依存しなくてもよいでしょう。
 ただ、そのソフトに出会えてよかったことは、タイピングのメニューがじつに豊富で、たとえば、習得したい入力のモードなども、英数字専用、日本語専用 (かな入力あるいはローマ字入力にわかれています)、テンキー専用などのなかから、好みや目的におうじて、自由に選択することができるようになっています。
 当店では、下にあげたような理由から、「かな入力による日本語専用モード」にしぼってレッスンしましたが、その目的は十分に達成できたと思います。また、今でも毎日10分程度は、このソフトを活用して、これまで習得したレベルの維持のため、トレーニングを続けています。

 

 

a. 入力テキストが、日本語であることが圧倒的に多い。

 

b. かな入力は、ローマ字入力時の文字の変換過程 (か→KAなど) が不要である。

 

c. 最初マスターするキーは多くなっても、実際の入力時には、むしろ速くなる。

 

d. 今まで、かな・ローマ字とも、系統的に訓練した経験がなく、白紙の状態である。

 

 

(続く)

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