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Windowsの習得方法
Windowsの習得項目

 


Windowsの習得項目

 

 次に、最初に学習すべき事としては、以下の4つをかかげました。
 それは、Windowsの概要の把握。 具体的なソフトの操作をとおしてのWindowsの理解。 ブラインドタッチの練習。 インターネット (メール含む) の学習。 以上の4つです。このうち、最初の2つは、習得の方法がちがうだけで、いずれも、Windowsそのものに早く慣れる、という目的を持ったものでした。
 なお、ここで「最初に」というのは、すべての作業に先だち、まず基本として知っていなければならないものとして受けとめた、という意味で、かならずしも、それを完全にマスターしなければ次のステップに進めない、という性質のものではありません。
 実際の過程でも、これらにある程度の成果がえられた段階で、その学習はそのまま (但し、学習時間を短くするなどの調整はおこないました) にして、少しずつ、次の「入力業務習得」へと移行させたものであることを、あらかじめお断りしておきます。

 

a)Windowsの概要の把握

 

 まずはWindowsの構造を大まかに理解する必要がありましたが、これには、いろいろな習得方法があり、選択にはことかきません。たとえば、「Windows98のすべて」なるマニュアルを読む方法。「Windows入門コース」という通信教育を活用する方法・・・。
 当店では、最も手近な方法、つまり、パソコンに添付の導入マニュアル一式 (5、6冊)、を使用しました。
 通常これらのマニュアルは、内容の良し悪しにかかわらず、そのまま片隅に放り捨てられるのが常ですが、今回は、これを活用して、書いてある通りに実際にパソコンを操作しながら、それぞれ2回まで目をとおしました。これにより、おぼろげではありますが、Windowsのアウトラインのようなものは把握することができました。
 但し、Windows98の目玉の一つであるインターネット関係については、このマニュアルだけでは、とても理解するところまではいかないので、後述のような習得方法を併用せざるをえませんでした。

 

b)具体的なソフトの操作をとおしてのWindowsの理解

 

上記のやり方が正面からの攻略法であるとするなら、こちらは、からめ手からの方法ともいえます。
 たしかに、マニュアルの手順通りに操作を覚えることは大切にはちがいありませんが、それでは、操作ミスをしないかぎり、かならず同じ結果がはね返ってくるだけです。実際の場面では、いろいろなソフトを使っていく過程で、自分で臨機応変に必要な操作を判別し、エラーが起こればその原因をさぐりながら、Windowsと対話していかなければなりません。
 そこで、より実践的に理解を深めるために、なにか一つ具体的なソフトを学習することにしました。当店の場合は、それは、パソコンの購入時にたまたまプリインストールされていた、家計簿ソフトになりました。
 自宅SOHO開店ということになれば、いろいろな意味で、自分の経済状態や事業の経費などを、正確かつタイムリーに把握していく必要があり、家計簿ソフトは、その取りかかりのものとしては、手頃なものでした。いやむしろ、かならず習得すべきソフトの一つ、といってよかったでしょう。
 Windowsの理解を助けるために、もしこうしたソフトを補助的に使用される場合、たとえば、遊び心でやってみたい趣味のソフトや、ポピュラーなワープロソフトなどを使用するという考え方もあるでしょうが、当店では、逆に、どうしても新たにマスターしなければならないソフトを選択して使用されることを、おすすめいたします。つまり、まったく未知のソフトをまえにして、その習得の必要性が高ければ高いほど、おのおのの操作にかんしては、おのずから真剣にならざるをえなくなり、ひいては、短期間で、ソフトともどもWindowsをもマスターすることができるからです。

(続く)

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