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ブラインドタッチの定石

 


ブラインドタッチの定石

 

 ここでは、日本語をかなモードで入力する場合にお話をかぎって、ブラインドタッチのちょっとしたコツということで、ご紹介してみます。
 同じ日本語入力でもローマ字モードのケース、あるいは、英数字の入力などの方法については、残念ながら、当店ではわかりません。ただもし、下のご説明のなかから、なんらかのヒントを得ていただけましたら、幸いです。

 

 

a)基本キーボード図

 

 (まず、お手数ですが、さらに別ウィンドウを開き、キーボード図のサンプルをご覧ください。)

 このキーボード図をご参照の上、以下の説明をお読みください。

 

b)キーボードの置き方

 

 キーボードの置き方、つまり、キーボードと身体、キーボードと手との位置関係は、次のようになります。

 

 

1) 左手は、自然な形で肩のまえへ。
2) 「れ」キーと「け」キーの中間を、ヘソのまえへ。
3) 手の根を軽く机につける。
4) キーボードは、机の端から10センチメートルに。

 

 

 以下に、少し、説明をつけ加えます。

 

a. 手の状態は、ごく自然にホームポジション (後述します) に置いたときが、すべて基準となります。たとえばこのとき、左手 (左腕ぜんたい) は、ほぼ肩のまんまえに、むりなく延ばされたようになっているのが、よいようです。

 

b. 一方、右手のとくに肘から先は、肩のまえに延ばした状態からみれば、くの字にまがって、かなり左側に寄せることになります。

 

c. 但し、左ききの人の場合は、これとまったく逆になったほうが、入力しやすいのかもしれません。

 

d. これらを、キーボードと身体との関係でみてみると、「れ」キーと「け」キーの境目くらいが、ちょうどおヘソのまんまえにくる感じとなります。ただこれも、その方の体型によって変わってくると思いますので、ご自分のポジションを探してください。

 

e. 手のつけ根 (手と前腕との境目の骨のことです) は、浮かせたほうがよいというコーチの仕方もありますが、少なくとも、ホームポジションに置いたときなどでは、軽く机についていてもよいように思います。打つキーの位置によっては、手はかならず、机から自然に離れてしまうものですから、むりに浮かせず、自然にまかせるのが、力が入らなくてよいようです。さらに、長時間、手を浮かせっぱなしにしておくことは、あんがい疲れるものでもあります。

 

f. 以上のように、手を自然にホームポジションにおき、手の根を机に軽くつけるとき、キーボードの下側は、机の手前のはしから、10センチくらいのところにセットするのが、一番自然なようです。これも、ご自分の体型にあわせて、最適なポジションを見つけてください。なお、このとき、キーボードは、机の端にたいしてきっちり平行にするのではなく、少し右肩あがり (つまり、右端を10センチよりもやや広めにする) にしたほうが、作業がやりやすいかもしれません。

 

c)各指ごとの受け持ちキー

 

 どのキーをどの指が受け持つかについても、いろいろなやり方があるでしょうが、ここでは一例ということで、ご説明します。キーボード図を、あわせてご参照ください。

 

 

1) 人差し指の基本のキーは、赤色。追加は、茶色。
2) 中指の基本のキーは、黄色。
3) 薬指の基本のキーは、紫色。
4) 小指の基本のキーは、緑色。追加は、青色。
5) 親指の基本のキーは、灰色。(スペースキーのみ)

 

 

 以下に、少し、説明をつけ加えます。

 

a. 左手の人差し指の基本キーは、「う」「す」「は」「ひ」です。追加キーの「え」「か」「き」「こ」は、手を行 (後述します) に正しく移動してから、指を右にのばして打ちます。

 

b. 右手の人差し指の基本キーは、「や」「な」「ま」「も」です。追加キーの「お」「ん」「く」「み」は、手を行に正しく移動してから、指を左にのばして打ちます。

 

c. 左手の中指の基本キーは、「あ」「い」「し」「そ」です。

 

d. 右手の中指の基本キーは、「ゆ」「に」「の」「ね」です。

 

e. 左手の薬指の基本キーは、「ふ」「て」「と」「さ」です。

 

f. 右手の薬指の基本キーは、「よ」「ら」「り」「る」です。

 

g. 左手の小指の基本キーは、「ぬ」「た」「ち」「つ」です。追加キーの左側の「Shift」は、手を行に正しく移動してから、指を左にのばして打ちます。この「Shift」は、右手で小文字や句読点などをキーインするときに、いっしょに使います。

 

h. 右手の小指の基本キーは、「わ」「せ」「れ」「め」です。追加キーの「ほ」「へ」「ー(長音記号)」「゛」「゜」「け」「む」「ろ」および右側の「Shift」は、手を行に正しく移動してから、指を右にのばして打ちます。この「Shift」は、左手で小文字などをキーインするときに、いっしょに使います。

 

i. 上にあげた、小文字や句読点などのキーと、その担当の指については、キーボード図の色わけをご参照の上、実際のキーボードでご確認ください。

 

(続く)

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