自分でまったく新しいものを創作するのとちがって、あらかじめ与えられるテキストやデータを、ひたすらパソコンに入力するという、いってみれば単純な作業ですから、ことさらのスキルなど必要ではない、とお考えになるかもしれません。たしかに、会社などで同様の業務を、バリバリとこなしてこられた経験者も、多いことでしょう。
しかし、どのような仕事でも、プロとしてお店なりオフィスをかまえ、さらには採算ベースにのせていくためには、その業界の約束事とか作業上のコツを、ちゃんと把握し、身につけておかなければなりません。
また、当店のように、もっぱら「自宅」で仕事をこなすことも目標の一つである場合には、ほかに、「テレワーカー」としての十分な知識も必要になります。 ちなみに、テレワーカーというのは、テレワーク
(インターネットなどの通信手段を活用することで、会社における在宅勤務者として遠隔地就業をしたり、SOHOとして委託業務の遂行にあたったりすること)
をやっている人を意味する、和製英語です。
このような理由から、当店では、その基礎技能の習得のために、ある出版社の「入力業務」の通信教育を受講することにしました。
ここでは、その内容をくわしくご紹介することはできませんが、講座のメリットとデメリットなどを、当店なりにまとめ、皆さまのご参考にしていただきたく思います。
|