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入力業務というもの
入力業務の技能と習得
当店での入力業務の位置づけ

 


入力業務の技能と習得 (続き)

 

a)入力業務の基本 (続き)

 

1)講座のメリット (続き)

 

b. 修業レベルが客観的にわかる

 

 ふつう、通信教育では、修了時のテストがあるものでも、参考程度に学んだ知識を確認するものが多いのですが、実践的な習得をうたっているその講座の場合には、非常にレベルの高い修業検定を課しています。
 内容は、入力業務の模擬的な実技、多方面にわたるパソコンの知識、作文などにわかれ、しかも、すべてインターネット環境のもと、制限時間内に回答をしなければならないという、シビアなものでした。たとえば、パソコンの知識などでも、教科書に書いてないことであろうとどんどん出題されるので、本当に、プロの世界の厳しさをかいま見せられるような思いがしたものです。
 さらに、テストの結果も、しっかりとした採点基準にもとづいて、適正に判定されており、十分信頼のおけるものでした。
 実務にたずさわる場合も、このようなテストをクリアした上でならば、それが一つの自信にもなるわけですから、このようなテスト制度のある講座は、とても有り難いものです。
 ちなみに、店主は、2回までこのテストに挑戦しましたが、どちらも不合格に終わり、この講座については、本当の意味では、いまだに卒業できておりません。

 

c. 就業の場の紹介を受けることができる

 

 最近問題となっている、卒業後の紹介をエサに高額の教材を販売・・・、という悪徳商法は別として、講座のなかには、ちゃんと技能を活用できる場を紹介してくれるものもあります。
 上記の講座の場合にも、合格できた修業生にたいしては、希望により、入力業務の請負会社への登録をあっせんしてくれます。
 これらの会社で、どの程度習得した技能が活用できるか、あるいは、どの程度コンスタントに仕事がまわってくるかは、皆さまそれぞれで一概にはいえないでしょうが、それでも、このような「現場」へのなんらかの窓口が開かれたことは、やはり、次なる発展にとって大きなチャンスではあります。
 というのも、これらの会社の会員向けメールなどのなかから、最新のソフトやパソコンにかんする有益な情報や、SOHOにとってのお役立ちサイトの紹介、あるいは具体的なSOHOのノウハウの開示などを、おりにふれて、受けることができるからです。

 

2)講座のデメリット

 

a. 個別の技能は、自分でさらに訓練が必要である

 

 これは、デメリットという性格のものではないと思いますが、上でもちょっと触れましたように、かぎられた教材の紙面や短期間の修業だけで、すべてを学びつくすことはできません。むしろ、そこでの概略知識をヒントとして、これからの学習の、正しい方向づけをしてもらったものとうけとめ、さらに技能のレベルアップを目指されるとよいでしょう。

 

b. 受講費用が、安くはない

 

 費用が安いか高いか、あるいはコストパフォーマンスが良いのか悪いのか、これもなかなか判定がむつかしいことです。
 たしかに、ふつうの通信講座が1〜2万くらいであることから見れば、安くはなかったでしょう。
 しかし、このような講座がもともと多くはないこと、内容が良心的であること、修了後のケアもあること、などからすれば、このような業務のプロを目指す場合には、必要な先行投資の範囲内といえるものではないでしょうか。

 

(続く)

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