=健康維持と病気予防の詳細の目次(リンク)=

目を大事にする

歯を大事にする

身体を大事にする

身体を大事にする(続き)

e)病気の予備知識

 病気を予防し、あるいは初期の間にそれを発見するためには、まず病気そのものをよく知らなければなりません。
 この目的で、いわゆる 「家庭の医学百科」 的な書籍ないしCD-ROMの一組くらいは、おそらく、皆さまのお手元にもおありのことと思います。

 ところで、これらの資料は、数多くの病気をくわしく覚えるためというよりも、ごくありふれた症状が、どのような病気の可能性をもつかについての、雑学的知識を吸収するために活用されるのが、より好ましい使い方なのではないでしょうか。

 というのも、まず私たちは通常、現れた症状によって、自分なりに病名やその程度を判断し、次の選択として、売薬を飲むなり、専門のお医者さまに診てもらったりします。
 しかし、前の 「風邪の予防」 の項でも触れましたように、風邪とよく似た症状ではあっても、じつはもっと別な疾病の初期症状であったということも、ままあり得るのです。

 かりに、もし心臓そのものが痛ければ、これは誰でも、その方面のお医者さまにかかろうと思います。しかし、いつでもそのような教科書どおりの症状が現れる、とは限らないようです。

 たとえば極端な話、心筋梗塞のような場合、病気の程度にもよるでしょうが、左肩から背中への放散痛を感じるとか、みぞおちや胃のあたりがキリキリ痛むとか、さらには、奥歯がしみるように痛むことすらある、といわれます。こうなりますと、ぜんぜん見当ちがいなお医者さまに駆け込んでみたり、場合によっては、ついちょっと湿布程度の自己療法だけで済ませたりして、貴重な初期治療の時間を空費し、結果として大事に至ることにもなりかねません。

 知ったかぶりや生兵法はいけませんが、やはり、自分の身体また大切な家族の健康であればこそ、判断材料としての幅広い病気の雑知識を、ふだんから、さまざまな情報源をとおして、吸収蓄積しておきたいものです。

 

ご紹介書籍/サイト(外部リンク):

書名 著者 出版社/出版年次
症状からみた
家庭の医学・青本
編集部編? 保健同人社
随時刊

 

えっ!意外な症状が教える
恐ろしい病気の危険信号
(とり返しがつかなくなる前に)
阿部達夫監修 KKベストセラーズ
1986年刊

 

 

心臓病で死なない本
(最新医学があかす
強心術のすべて)
石川恭三著 主婦と生活社
1997年刊
TODAY BOOKS

 

 

ご紹介情報/サイト(外部リンク):

情報名 サイト 備  考
医学・健康情報サイト
J-Medical
疾患別に、症状や対策の概略が解説されています

 

「症状百科
(質問に答えて
健康チェック)」
SRL サイトのトップページから、すぐにリンクして記載があります

 

「健康相談」 健康@nifty サイトのトップページから、すぐにリンクして記載があります

 

「からだの部位別健康」
ほか
BIGLOBE健康 サイトのトップページから、「あなたの気になる健康テーマ」 とリンクをたどった所に、記載があります

 

 

(続く)

身体を大事にする(8/12)-風邪の予防 へ戻ります 身体を大事にする(10/12)-水とのおつきあい/お風呂 へ進みます 健康維持と病気予防の詳細 の冒頭へ戻ります