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目を大事にする

歯を大事にする

身体を大事にする

目を大事にする

 「明眸皓歯 ("めいぼうこうし"は、澄みきった瞳に白い歯、という意味です)」 とは、かつて美人の形容でもちいられた言葉です。しかし、別に美容のためだけでなくとも、目はとても大切な器官といえます。
 情報化社会のこんにち、目から入力される情報量は、ますます増える一方のように思われます。もし、目がダメージを受けて視力を失ったりすれば、それだけで、時代に取り残されてしまいかねません。

 ここでは、専門的なことはお話しできませんが、一般的に目に良いとされることで、われわれが手軽に実行できるものを、まとめてみました。

a)視力低下の予防

 一度低下した視力を回復するためには、たとえば 「近視矯正手術」 などもあると聞きますが、残念ながら私は、施術してもらったことがなく、その効果のほどは分かりません。また、そのような手術はまだ普及しているとはいえず、費用的にもそうとう高額 (両眼で、三十~五十万程度) であるようです。

 家庭で、手軽に視力の低下 (近視・遠視・老眼、また乱視なども) を予防する手段として、一度試されたらどうかと思われるものに、「マジカルアイ」、「ストレッチアイ」、「3Dの不思議な目の旅」というものがあるので、ざっとご紹介してみましょう。

 これらは基本的に、平行法立体視の手法 ("マジカルアイ"と"3Dの不思議な目の旅"の場合には、さらに交差法立体視を試みることができます) により、視力を調節している目の筋肉の緊張をほぐし、さらにはそれをトレーニングすることで、知らず知らずに、視力の低下予防ないしは改善ができる、とされます。

1) マジカルアイ

 これは、ムック本のかたちで提供されているもので、印刷された静止画像を見るだけという、じつに手軽なものです。
 シリーズ化されて、ときどき最新版が発売されているため、画像の変化を楽しめるという利点もありますし、近所の本屋さんで簡単に購入することができます。

2) ストレッチアイ

 こちらは、パソコンソフトの一種で、モニタ上の動く映像を眺めるというタイプのものです。映像と同時に、心をリラックスさせるBGMが楽しめます。
 ただ、少し値段が高い (五千円くらい) ことと、Windowsにしか対応していないこと、また、映像がある程度固定される (現在は八種類)、などの欠点もあります。

3) 3Dの不思議な目の旅

 これは、前者二つのメリットを組み合わせたような商品で、主体は廉価なムック形式の単行本ですが、付録のCD-ROMの中に、本と同じ画像が納められています。
 もちろん動画ではなく、また、画像の種類が固定されるものの、CD-ROMなどから呼び出せば、パソコンでのメインの作業のかたわら、モニタ上で、手軽に視力のトレーニングをすることもできます。

b)目の栄養補給食品

 目に良い食品といえば、まずはブルーベリーといわれます。
 ただ、生の果実は高価でもあり、さらに、いつもスーパーの店頭にあるわけでもないようです。ドライブルーベリーは比較的入手しやすいのですが、食べる量がよく分からないというのが、欠点です。

 そこで、最近人気なのが、サプリメント (補完) としての、保健機能食品 (栄養機能食品) などです。各社のものが、いろいろあるようですが、わたしは、この三年近く、「ブルーベリーアイ」 という商品を服用しています。

 これですと、一日の標準服用量 (現在は、ブルーベリーエキス160ミリグラム含有) が一カプセルに封入されており、毎日忘れず飲み続ければよいだけなので、楽です。また、この会社では、まとめ買いしないでも、月ごとに一袋 (三十一カプセル入り) を、定期的に届けてくれるサービスもやっています。

 なお、ブルーベリーエキスを初めとするサプリメント一般に関しては、後述の 「身体を大事にする」 の 「サプリメント」 の項もご参照ください。

c)目の異常の自己チェック

 目の異常では、瞼が少しかゆいといったありふれたものはともかく、視力に重大な影響をおよぼす、緑内障や白内障などにたいしては、日頃からの自己チェックを心がけます。

 このうち、白内障は、水晶体が濁ってものが次第に見えにくくなるもの、また、緑内障 (急性のものを除きます) は、視野の一部が欠落し徐々にそれが拡大していって、ついにはほとんど全視野を失うというものです。

 ごくおおざっぱにいって、白内障では、ふだん何でもないときに、外の景色などがやけに 「まぶしく」 感じられるようになると、要注意だといわれます。
 一方、緑内障 (急性のものを除きます) では、時々電灯のまわりに、傘のように虹があらわれてみたり、たとえば障子の桟などを見た時に、縦横の升目が正しくつながらず、どこかが欠損していたりすると、要注意のようです。

 ただ、これらはあくまで、自己チェックの簡便法の一つにすぎませんから、視野や視力がおかしいと思われたなら、おっくうがらずに、早めに専門医に受診されるべきでしょう。

 

ご紹介書籍/サイト(外部リンク):

書名 著者 出版社/出版年次
どんどん目が良くなる
マジカル・アイ
徳永貴久監修 宝島社
2002年刊
5分で目がよくなる
3Dの不思議な目の旅
中川和宏著 中経出版
2003年刊

 

ご紹介商品/サイト(外部リンク):

商品名 サイト 備  考
ストレッチアイ 中国サンネット・ドットコム
ブルーベリーアイ わかさ生活

 

ご紹介情報/サイト(外部リンク):

情報名 サイト 備  考
「目と健康シリーズ」 三和化学研究所 サイトのトップページから、すぐにリンクして記載があります

 

 

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