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スケジュール管理
ブラインドタッチの定石

 


スケジュール管理 (続き)

 

c)週間スケジュール (続き)

 

1)スケジュールの原則 (続き)

 

c. ディリー業務と曜日別業務

 

 サンプルからもおわかりのように、スケジュール表には、自分の生活のなかのさまざまな作業を、パソコンに関係あるものもそうでないものも、とりあえずすべて、配置しておかなければなりません。
 それらは、大きくわけて、毎日やるべきのものと、定期的にやるべきものとの、2種類になります。

 

1. ディリー業務

 

 時間割のなかの作業は、毎日やるべきものです。
 これらは、今までご紹介した原則にもとづいて、時間配分されており、とりあえず最も望ましいと思われる割りふりの、プランになります。
 ただ一部、最初のころのスケジュールにはないはずの作業、たとえば、「メールとWebサイトチェック」なども組みこまれていますが、これは、のちほどのご説明の都合上、あえていれてあるものとご理解ください。

 

2. 曜日別業務

 

 時間割の下にあるのは、定期的な作業です。
 これらは、曜日によっても、こなす内容がことなり、さらに、パソコン関係と、家事および健康とにわかれます。

 

=パソコン関係=

 

 パソコンを使用して、朝の6:30〜7:30のあいだに消化することを予定した、日替わりの作業です。
 内容は、バックアップにかんするもの、ディスク管理にかんするもの、ウィルスチェックにかんするもの、メール管理にかんするもの、などとなっていますが、これらの多くも、最初のころには必要ではない作業です。
 また、月曜日にやっている月次処理というのは、これもサンプルとしてあげた月間スケジュールのなかの、残高調整とか予定表の作成、などをさしております。

 

=家事および健康=

 

 「家事」は、その言葉通りのものですが、「健康」というのは、とかく運動不足になりやすいので、具体的な体操などを、曜日をきめて、わざわざスケジュール化してあるものです。
 なお、家事および健康にかんしては、後述の「スケジュールの運用」の項も、ご参照ください。

 

d. スケジュールの改変

 

 よくいう三日坊主はいただけないとしても、極端なものでなければ、スケジュールはどんどん改変してもかまわないというのが、当店流です。この改変は、一例をあげれば、次のような決まりでおこないます。皆さまも、いろいろ工夫されると、おもわぬ成果があがる場合があることでしょう。

 

1. 作業開始と終了時間

 

 6:30の作業開始は、起床時間 (もともとは日の出の時間が基準) が起点になっていますので、季節や体調によっても、いくぶん変化してかまいません。

 

2. 作業項目と作業時限

 

 やってみて、能率がよくないと思ったら、時限を変化させてみます。たとえば、

 

夏などとくに、こまごまと面倒くさい作業は、涼しい午前中に集中してこなす。

タイピングレッスンなどを、昼食後の眠気予防を兼ねてやってみる。 など。

 

 但し、起きがけの、メールやWebサイトチェックなど、変化させないほうがよいものもあります。常時接続環境なら別ですが、このような作業は、通信料の算定基準が3分から4分に延長されているこの時間帯に、集中しておこなうようにすることで、長い目でみると、ずいぶんと経費削減になるものです。ちなみに、夜間の割引でも同じわけでしょうが、朝ならそのほか、電灯代を節約することができます。

 

3. 作業項目と時間数

 

 そのときどきの、作業する項目の必要度におうじて、どんどん時間数を増やしたり減らしたり、調整します。たとえば、

 

タイピングの習得が遅れ、入力業務へ取りかかれないので、集中的にレッスンする。

Windowsの操作マニュアルもほぼ読了なので、大半を、新しい作業にまわす。 など。

 

4. 曜日別の作業項目

 

 パソコンの作業はもちろんとして、家事などにかんしても、いろいろ変更するケースがあります。たとえば、

 

メールの受信状況から、メール整理の回数を、増やすあるいは減らす。

スキャンディスク・デフラグなどを17:00以降にして、朝は別の作業にまわす。

スーパーの特売デーにあわせて、買い物の曜日や回数をかえる。 など。

 

(続く)

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