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人類と霊界の占い/個人と現世の占い
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人類と霊界の占い
同じ人間とはいえ、いつの世にも、そしてどの分野にも、凡人が想像してみることすらできない、超人という存在はあるものです。
そして、占いの分野では、霊能者や予言者といわれる人々が、まさにそのような超人でした。
東洋の日本でも、これはあくまで伝承や伝説の中ではありますが、古くは、聖徳太子自らが著したとの予言書があるとも聞きますし、次の平安時代になると、六道珍皇寺の井戸から毎夜冥府へ通ったといわれる小野篁や、式神を自由に操ったとされる安倍晴明などの名もみられます。これらの人々も、そのような人間離れした異能者であったのかも知れません。また、近年では、出口王仁三郎(でぐちわにさぶろう)が、膨大な「霊界物語」などの著述で有名です。
また、インドのお釈迦さま(仏陀)も、その教えを仏教という宗教の体系にまで発展させたのは、その弟子たちの努力によるもので、ご本人はおそらく、非常に高レベルな霊能を備えた人格として、清浄で実践的な生涯を送ったのではないか、と想像されます。
以下にご紹介する西洋の超人たちは、ノストラダムスは別として、スウェデンボルグとケイシーの場合、あまりなじみがない名前であるかも知れません。
これらの三人は、霊能のタイプや、予言した対象も、少しずつ異なっています。ひとことで言えば、ノストラダムスは未来を、スウェデンボルグは霊界そのものを、ケイシーは過去を、それぞれ予言しました。
しかしいずれの場合も、その占いなり予言は、彼らの生前から圧倒的な真実性を持っていただけでなく、今なお、数多くの研究者たちによって、じつに多方面からの分析や探求が、継続されているのです。
ここでは、その概略のご紹介だけしかできませんが、参考文献などをあわせて掲出してありますので、興味を持たれた方は、それを手がかりに、より深く学ばれることを、是非おすすめいたします。
04/05/31更新
個人と現世の占い
ここでご紹介するのは、中国に古くから伝わる占術の、それもごく一部だけであることを、まずお断りいたします。
さらに、取り上げさせていただいた占術についても、具体的な占いの手順の説明がどこにもされていないことは、おそらく、多くの方々を失望させることでしょう。
しかし、じつは、私がこのような形で皆さまにお伝えしたかったのは、それぞれの占術のノウハウではなく、これら中国占術の根本には一つの法則性がある、という事実そのことの方なのです。
中国占術は、確固たる学問性を持っています。
私のような、単なる趣味人は別として、それら占術の深奥を究め、門外不出の秘伝を駆使する専門家にかかれば、おそらく、未来はたなごころを指すように分かってしまう、あるいは少なくとも、その可能性を十二分に秘めたものである、といえるでしょう。そしてそれ故に、今日までおそらく何千年にわたって、受け継がれ研究されて来ましたし、また最近、新たに出現した俊英によって、ふたたび別な角度からの光が当てられようともしているのです。
はなはだ浅学ではありますが、私は皆さまに、そのような中国占術の奥深い世界を、ほんの入り口程度ながら、ご案内できればと思います。またもし、皆さまがそれで、少しでも中国占術に興味を抱かれたなら、手近な入門書から始められて順次、実際のノウハウを修得されることを、おすすめいたします。
なお、占術には、ここに述べた中国系のものと並んで、あのノストラダムスも活用したとされる、西洋占星術などの系譜があります。的中率において双璧、とも称されるその二つが、根本において、ある接点を持っていたらしい、との説もあるようです。ただ、占星術のノウハウを含め、残念ながら、私の知識の及ぶところではありませんので、ここでは割愛させていただきます。
04/05/31更新
ご注文の「占い-予知の学問」のお味は、お気に召して頂けましたでしょうか。
他にも、色々と御献立のご用意がございます。どうか一度、お試し下さいませ。
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