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簡単な運動と体操

良いスポーツとトレーニング

歩くことその他

良いスポーツとトレーニング

a)適当なスポーツの条件

 継続できることを主眼とした場合、ここでの適当なスポーツにも、やはりそれなりにクリアすべき条件があるでしょう。
 それは、たとえば、次のようなものと思われます。

a. 基本的には、自分だけで主体的にやれること

b. 同好の仲間がいるか、コーチの指導を受けられること

c. 自分が興味をもてる種目であること

d. それなりの進歩があらわれ、達成感がもてること

e. 天候や季節などの、外的な条件に関係なく行えること

f. できれば、自宅のすぐ近くでやれること

g. 体力を著しく消耗させるほどの、過激なものでないこと

h. 金銭的な出費が、負担にならない範囲のものであること

b)おすすめのスポーツ

 上に掲げた条件について、いささか補足させていただけば、まず第一に、仲間が揃わなければ成立しないスポーツ (たった二人でやるテニスや卓球も含まれます) などは、避けるべきです。

 これは、スポーツそのもの以前に、人間関係にまつわる諸問題をクリアしなければいけないという余分なエネルギーが必要であるとか、その他、自分の希望通りにスケジュールを組めないことなどが、まま発生するからです。
 それよりも、自分がその場におもむけば、必ず、一人だけでも始められるようなもの、たとえば、ジョギングやウォーキング、ハイキングやちょっとした山歩きなどが、無難ではないでしょうか。

 しかし同時に、これと一見矛盾するかも知れませんが、いつも黙々と自分のペースだけでやる、自主トレーニングのようなものではなく、仲間と一緒に、あるいはコーチの指導のもとに、一定のノルマをこなすようなものが良いと思います。
 誰でも、スポーツをすればそれなりに疲れますが、疲れたからといって、すぐに自主的に休憩ばかり取っているのでは、運動の効果はあがらず、ただの時間つぶしにしかなりません。半強制でもなんでも、ある程度の負荷がかかる運動をするからこそ、身体の機能を促進させ、強化することもできるのです。

 以上の条件などを考えて、私は、泳げる方にも泳げない方にも、スイミングクラブ (水泳教室) に定期的に通われることを、おすすめいたします。

 こんにち、そのようなスイミング施設は、皆さまのお近くにも、きっと珍しくないのではないでしょうか。
 それらのクラブでは、幅広い世代や泳力の方を視野にいれて、いわゆる 「泳ぐ」 ことを教えてくれるだけではなく、アクアビクス (水中でするエアロビクスのようなものです) や水中ウォーキング、マタニティやさらには乳幼児向けプログラムなどの、じつに多彩なコースが用意されているようです。

 もちろん、繰りかえしになりますが、定期的に継続できるスポーツでさえあるならば、皆さまのお好みにより、どのような種目を選択されてもかまいません。要は、それが生活習慣のようになることが、一番大切なことだと思います。

 

ご紹介情報/サイト(外部リンク):

情報名 サイト 備  考
「楽しい水中運動のすすめ」 健康ワンポイント サイトのトップページから、「健康日本21の目標」 > 「身体活動・運動」 とリンクをたどった所に、記載があります

 

日本スイミングクラブ協会 全国のクラブマップがあります

 

(続く)

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