 |
やがて年が新たまり、Windowsやキーボードにも少し慣れてきますと、そろそろ、将来的にパソコンで請け負う、具体的な業務のしぼりこみの必要を感じました。
出版界とかメディア関係などといった特別な経験をもたない、ごくふつうの事務系のサラリーマンにとって、パソコンというのは、どうしても、文書の作成とか数値データの管理のためのもの、というイメージが根強いものです。
また、会社であれだけ必要性があるのだから、世間一般でも、「その手の仕事」はいくらでも需要はあるだろう、という甘い見とおしなども、その頃はありました。(本当をいえば、その見とおしを持っていたからこそ、この歳からでも、自宅SOHOを開業しようと、思い立ったわけでもあります)
したがって、その段階では迷うことなく、「入力業務」のスキルの習得を、次なる目標にさだめました。
こうして、自宅SOHOへ向けての、本格的な自己研修の第一年目が、とりあえずスタートしたのです。 |