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バックアップ採取と事例 (続き)

 

 e) 要バックアップファイルの例

 

 バックアップが必要なファイルは、皆さまそれぞれ、すぐ頭に思い浮かばれることと思いますが、ご参考までに、ファイルの例を挙げてみましょう。

 

 1) 一般データファイル関係

 

a. 仕事上でまたは個人的に、作成済み或いは仕掛かり中のデータファイル

b. 構築したデータベースファイル

c. ホームページを開設している場合、そのローカルサイト (フォルダ) 全体

 

 2) 重要連絡事項データ

 

a. ユーザー登録やパスワード通知などを含む、重要な連絡メールのコピー

b. ソフトインストール時に提供された、重要な技術情報などのテキストファイルのコピー

 

 3) ダウンロードソフト関連のデータ

 

a. ダウンロードサイトに直ちにリンク可能なWebページのコピー (必ずHTMLファイルとイメージ用フォルダのペアで保管)

b. 或いは、ダウンロードしたプログラムファイルそのもの (解凍ないしインストールする前の圧縮形式データで保管)

 

 もしバックアップメディアに余裕があるなら、元のプログラムそのものを保存しておけば、時間とお金の節約になります。
  尚、プログラムでの保存は、通常のバックアップのサイクルとは関係なく、ダウンロードした都度、更新しておくのが確実でしょう。

 

 4) 保存した各種Webページ

 

a. ネットサーフィンなどで収集した、有益情報のWebページのコピー (必ずHTMLファイルとイメージ用フォルダのペアで保管)

 

 5) ブラウザとメーラー関係のファイル

 

a. ブラウザのお気に入りファイル (bookmark. htm)

b. メーラーのアドレス帳ファイル (csvファイル) と署名用テキストファイル

 

 苦労して収集整理したリンクアドレスやメールアドレス等も、忘れずバックアップして下さい。特にアドレス帳の消失は、場合によってそのまま、クライアントさま等との信頼関係を損ないかねません。
 勿論、バックアップするだけではなく、時々は、リカバリテスト (インポートテスト) もお忘れなく。

 

 ちなみに、ブラウザが I.Explorer5.50 の場合、お気に入りファィルの保存は次のような手順になります。
  ブラウザを立ち上げて、「ファィル」−「インポートおよびエクスポート」をクリック。「インポート/エクスポートウィザード」ダイアログでは、直ちに 「次へ」をクリック。「お気に入りのエクスポート」を青く反転選択して、再び 「次へ」をクリック。
  次の「エクスポート元のフォルダ」ダイアログでは、通常は何も変更せずに、直ちに「次へ」をクリック。
  「エクスポート先」ダイアログでは、「ファイルまたはアドレスにエクスポートする」にチェックを入れた状態で、「参照」ボタンをクリックして、「ブックマークファィル」の保存用フォルダを指定します。「ファイル名」フィールドには、デフォルトで "bookmark. htm" となっていますので、通常はこのままで、最後に「保存」をクリックします。
  元の「エクスポート先」ダイアログに戻ったら、「次へ」をクリック。これで、指定したご自分のフォルダに、お気に入りファイルがHTMLファイルとして出力されます。
  復元は、上記と同様の手順で、「お気に入りのインポート」を青く反転選択する事で行うことができます。

 

 一方、アドレス帳のファイル化は、メーラーが O.Express5.5 の場合、次のような手順です。
  メーラーを立ち上げたら、上のツールボックスの「アドレス帳」ボタンをクリック。これでアドレス帳モードに入りますので、「ファイル」−「エクスポート」−「ほかのアドレス帳」と選択して、「アドレス帳エクスポートツール」ダイアログを開きます。一覧の中から、「テキストファイル (CSV) 」を青く反転選択して、「エクスポート」ボタンをクリック。
  「CSVのエクスポート」ダイアログでは、先ず「参照」ボタンクリックして、「アドレス帳ファィル」の保存用フォルダを指定します。「ファイル名」フィールドは、空欄になっていますので、お好きな名前 (例えばaddress) を指定して、最後に「保存」をクリックします。
  元の「CSV のエクスポート」ダイアログに戻ったら、「次へ」をクリック。
  次のダイアログでは、エクスポートする項目の選択や追加を、チェックマーク (ちなみに、「携帯電話」項目はデフォルトではチェックオフになっています) を付けて、行って下さい。これで設定は終了ですので、「完了」ボタンを押すとエクスポートが実行されます。
  出力されたCSVファイルは、上記と同様の手順で、「インポート」−「ほかのアドレス帳」と選択していく事で、復元することができます。
  その他、Excelをお持ちであれば、直接CSVファイルをダブルクリックして、内容を修正や追加することも可能です。

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