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バックアップパソコンの確保
バックアップパソコンの活用例
バックアップ採取と事例

 


バックアップパソコンの活用例

 

 以上が、バックアップのためのパソコン確保の必要性ですが、勿論、新品にしろ古くなったものにしろ、高価なパソコン1台を、その為だけに遊ばせておくのは勿体ないので、普段から可能なその活用法も、少しご紹介してみます。

 

 a) ウィルス対策用として活用

 

 つまり、外部との通信など、危険を伴う作業は大半こちらのパソコンで行うことで、主用パソコンは常に、いわば滅菌状態の安全な環境にしておくことができます。これについては、別項の「ウィルス対策」の詳細も、ご参照下さい。

 

 b) 特定業務処理用として活用

 

 最近のソフトやハードの変化は目まぐるしいものがあり、以前には問題なく動作していたものが、そのままでは使えなくなるようなケースもある事でしょう。その度に、最新の周辺機器や、ソフトのグレードアップバージョンを購入していたのでは、お金がいくらあっても足りません。
 何でもかんでもすべて、最新のパソコンで処理させるのではなく、明瞭な業務の役割分担をさせることで、古いソフト (或いは絶版のソフト) や周辺機器を無駄にすることなく、その上、古いパソコン自体の活用も可能になる、というものです。

 

 c) マニュアル代わりとして活用

 

 パソコンには、最低限の動作をさせるだけでも、実にいろいろな約束事を設定してやる必要があります。
  また、皆さまが、自分の使い勝手の良いようにカスタマイズされているような場合には、更に設定も入り組み複雑になって、とてもすべて覚えていられるものではないと思います。何か起こった時に、マニュアルを引っぱり出して、もう一度調べ直すだけでも、大変な労力が必要になります。
 そのような場合、主用パソコンのコピーとしてのバックアップパソコンがあれば、時としては、マニュアルを読解するよりも確実且つスピーディーに、再設定することができます。

 

 但し、両者が、同一の基本OSベースならベストですが、通常は異なることも多いため、設定用のダイアログの微妙なところや、場合によってはメニュー構成そのものが変更になっているケースも、多々見受けられます。
  パソコンがダウンして、一刻も早くリカバリーしたいようなときには、このほんの少しの相違が、イライラの大きな原因になります。そうならない為には、最初にコピーを作成する段階で、労を惜しまず、注意点をこまめにピックアップ整理して、メモにして残しておけば、申し分ないでしょう。
 

 

 d) 自宅サーバーとして活用

 

 自分で開設したサイトのデータ量が増加してきたとき、プロバイダなどでの間借りを止め、自宅サーバーを開かれる方もいらっしゃると思います。
  その場合も、主用パソコンにサイトのフォルダを持つのではなく、バックアップパソコンを活用する事で、安全で効率的なサイト運用が可能になります。

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