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ウィルス対策あれこれ
ウィルス対策の事例

 


ウィルス対策あれこれ

 

 a) ウィルスソフトの導入

 

 言わでもがなのことですが、何らかのウィルスソフト (チェックと駆除機能を基本として、できるだけ不正アクセス防止機能を含むもの) の導入が不可欠です。
 現在、ウィルスソフトは、トレンドマイクロ社のものかシマンテック社のものが、汎用されているように思われます。

 

 b) メール受信時の自己チェック

 

 ウィルスは、メール経由で感染するケースが大半なので、メール受信に際して、以下の諸点に注意します。

 

 1) メールの開封とプレビューの扱い

 

 メーラーが O.Express5.5 の場合、次のような手順で、受信メールが自動的に「開かれた状態」にはならないようにすると共に、プレビュウィンドウーが表示されないように設定します。

 

 先ず、自動「開封状態」を避けるためには、「ツール」−「オプション」とクリックし、「読み取り」タブで、「メッセージの読み取り」フィールドの「次の時間プレビューするとメッセージを開封済みにする」のチェックをオフにします。
  デフォルトではここが、チェックオンで、時間が「5」秒に設定されています。
  ここをオフにした結果、メッセージを青く反転選択した状態でダブルクリックするなどして、メッセージウィンドウを開かない限り、「開封状態」にはなりません。

 

  次に、プレビューウィンドウを非表示にするには、「表示」−「レイアウト」 とクリックし、ダイアログの「プレビューウィンドウ」フィールドで、「プレビューウィンドウを表示する」のチェックをオフにします。
  尚、この設定は、「フォルダ一覧」ウィンドウのツリー構造で、最上層の「Outlook Express」が青く反転選択されている状態の時には、グレー表示となって実行できませんので、ご注意下さい。

 

 2) 不審メールの扱い

 

 知らない人からのメールや心当たりのない添付ファイル付きメールは、原則として開かず、そのまま「削除済みアイテム」フォルダにドラッグし、更に、「削除済みアイテム」フォルダをアクティブにして、該当のメールを青く反転選択の上、「削除」ボタンをクリックします。
  但し、メーラー終了時に自動的に 「削除済みアイテム」フォルダがクリアされる設定になっているならば、後者の操作は必要ではありません。
  いずれにしても、「削除済みアイテム」フォルダに移動させただけでは、完全に削除されるわけではないので、十分ご注意下さい。

 

 終了時の自動削除の設定にするには、「ツール」−「オプション」とクリックし、「メンテナンス」タブの「メッセージのクリーンアップ」フィールドで、「終了時に削除済みアイテムを空にする」のチェックをオンにします。

 

 3) HTML メールの扱い

 

 後述しました O.Express のセキュリティホールの関係で、HTMLメールの受信は、メーラーのバージョンによっては、避けた方が無難かも知れません。

 

 4) 横文字メールの扱い

 

 かなり乱暴な言い方をしますと、一次感染源となっているウィルスメールは、大半がアルファベットで表記されたもののようなので、もらう覚えのない日本語以外のメールには、全く触れない方がよいように思われます。

 

 5) デマメールなどの扱い

 

 ウィルスそのものではありませんが、デマメールによって、必要なファイルを誤って削除してしまう場合があり、注意を呼びかけている色々なサイトを、目にします。
 デマメールというのは、具体的には例えば、SYSTEMフォルダ内に必要があって組み込まれている「JDBGMGR.EXE」に対して、「ウィルスなので削除するように」という意味の内容で、送りつけられてくるメールなどを言うようです。

 

 c) セキュリティホールの修復

 

 ブラウザやメーラー自体のセキュリティホール (要するに、ソフトウェアの欠陥・バグです)の関係でも、ウィルスが侵入する可能性があるとのことです。
 基本OS開発メーカーのWebサイトで、関連情報をご確認の上、バージョンなどが該当していれば、修正パッチ (プログラム) をダウンロードの上、実施されることをお勧めします。
  ちなみに、I.Explorer5.50、O.Express5.5 の場合、つい最近も、修正パッチが提供されているようです。

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